妊娠から里帰り出産まで HOME > 妊娠中期 6ヶ月(20〜23週) > 6ヶ月生活記
20 週 |
◆+0日 戌の日の行事 (2004/11/3 水曜日) 結局、妊娠5ヶ月中に、祈祷してもらった御腹巻を巻けなかった私。 妊娠6ヶ月に入り、初めての戌の日。しかも、大安です。 夜になり、今日こそは!と意気込み、中山寺にて祈祷済みの御腹帯を巻きました。 5メートルもあり長すぎるのでは?と思っていたけど、短い辺を半分に折り、ゆっくりと巻いてみると、程よい長さで、締り具合も心地よい感じ。 これからどんどん大きくなっていくお腹を支え、守ってもらうもの。相性はばっちりです。 このさらしタイプの御腹帯は、さらにお腹が大きくなる臨月近くになると、フィット感があり、安定して良いのでは?と感じた。 6ヶ月に入ってしまった戌の日の行事。大丈夫よね? どうか、無事安産で産まれますように・・・ ◆+1日 美容院へ行く (2004/11/4 木曜日) 結婚式も無事終わったので、気分転換に、美容院へ。 これから体がますます重くなってくるだろうし、赤ちゃんが無事生まれてからは、出来るだけ育児に時間をかけてみたいなと思ったので、髪の毛をショートにしてみることにしました。 ショートの方がラクかな〜という、勝手な思いこみです。 お〜、さっぱり。でも、2時間弱、同じ態勢で座っているのは、少しつらく、あとから腰痛が・・・。 ◆+2日 シャンソンで胎教音楽 (2004/11/5 金曜日) 私の母親は、シャンソンをやっている。 いつも母の歌声が実家に響いているのだが、本日が舞台という事もあり、連日連夜とさらに家中に響き渡っていた。 年々歌詞が頭に入らなくなっているらしく、必死のようだ。 なかなか本番の日にタイミングよく帰る事もないので、見に行ってみた。 そう言えば、私も兄弟達も、母が歌う歌といえば、童謡よりもシャンソンを聞いている方が多く、胎教音楽も、もちろんシャンソンだったようだ。 小さかった頃、お風呂で「サントワ〜マミ〜♪」と歌う幼き兄弟の歌声を聞き、おばあちゃんが、「何であの子達、あんな歌知ってるの?」と母に聞いていた。 久々に見る母のステージを目に、なぜか私まで緊張してしまい、私の心拍数なのか、我が子の心拍数なのか、急激に上がっていくドクンドクンと凄い鼓動を感じつつも、楽しそうな母の姿を目にし、私も楽しいひとときを過ごせた。 里帰りしている間の出産前後は、実家で過ごすとなると、またまた母の歌声が家中を響き渡る。もしかすると、我が子の胎教音楽も、シャンソンになるかもしれない。 |
21 週 |
◆+0日 再び飛行機に乗る (2004/11/10 水曜日) 長々帰省した実家より、ダンナの元へ。 飛行機の中は、少し寒く、スチュワーデスさんに毛布をお願いするものの、どうやら忘れてしまっている様子。 お飲みのもサービスが終了して少しすると、気流の激しい時間が続き、乗っている時間の半分以上、結構揺れていました。 着陸と共に、ぐったり・・・。そして、気持ち悪いではないか・・・。 久々に、ダンナとご対面し、大きくなっているお腹に少し驚いているようだ。 空港から約1時間、ダンナ運転の車で高速飛ばして家に帰る。 普段なら車酔いしないけど、何だか不安。車酔いか、つわりなのか、今日は酷いそうな感じ。 酔う前に、とりあえずお腹に食料を入れておかなくてはと、コンビニに寄り、帰宅。 いまだにお腹が減ると少し気持ち悪くなり、食べた後も、少し気持ち悪くなる。 まだつわりから完全に抜けきれないようだ。 行きの飛行機は、隣の乗客の香水に苦しめられ、帰りは気流に苦しめられたフライトでした。 ◆ お風呂が狭い つい先日まで、実家のお風呂に慣れてしまっていた私。足は伸ばせるし、のびのび入れる。 帰宅後、もともと狭いと感じていた我家のお風呂が、お腹が大きくなっている分、よけいに狭く感じる。 しかも、お山すわりではなく、少し足を広げないとお腹が圧迫される。 ごめんね我が子よ。狭いよね。 でも、仕方がない。このお風呂が君のおうちのお風呂なんだよ。少しずつ、この状況に慣れていっておくれ。 ◆ ダンナにも胎動を! 明日でもいいかなと思ったけど、お腹が少し動き始めたので、ぜひともダンナにも胎動を感じて欲しいと思い、眠りかけのダンナの手を、私のお腹にあててみた。 動かない時間もある。タイミングが大事だ。 ポコンというのを感じたらしく、無事、胎動を感じる瞬間に出会う事が出来た! 暗闇ながらに喜んでいた事だと思う。「あ、動いた!すごい!では、おやすみ…」そうだね。眠いもんね。 ◆+5日 胎動の不安 (2004/11/15 月曜日) 胎動を感じる事は、とてもうれしい。 赤ちゃんがお腹の中で、元気に生きてるんだ!と実感でき、幸せだと感じる瞬間でもある。 ところが昨夜は、眠る時に毎日感じる胎動がない。激痛ではないが、子宮口も少しだけうずくような痛みがある。 何度もトイレに行って出血を確認してみるけど、とくに変わりはない。 1日を振り返ってみて、体に負担がかかった事といえば、ゴミ出しの時に、靴下の重ね履きで、靴をしっかりと履けずに、つま先立ちで歩いていた事くらいしか思い浮かばない。 もしも、何か異変が起きた時には、もっと激痛が走ったりするはずだ。 気にしすぎて、ストレスにならないようにしなくっちゃ!と思っても、胎動がないと不安になる。 私が気付かないだけかもしれないし、もう少し、様子をみてみよう。 ◆+6日 母親学級…産婦人科にて 3回目 (2004/11/16 火曜日) 第3回目「あなたと赤ちゃんのためのエクササイズ」〜妊婦体操・病棟案内〜 初めに、参加者、1人ずつ自己紹介をし、家でも出来る簡単なマタニティ体操を教えていただきました。 会陰切開を極力少なくさせるためのスクワット、陣痛が起こった時に痛みを和らげるお腹のマッサージ等です。 出産の時にはかなり股関節を開くので、普段からストレッチをお風呂上りにやっておくと良いらしく、早速家に帰って、今日から実行! これからお腹も重たくなるので、腰痛マッサージも教えてもらう。これは、人にやってもらったほうが気持ち良い。ダンナに、こうやるんだよと教えてから、やってもらおう。 続いて、院内見学。 まずは個室を見せていただく事に。シャワー有り無し等あるのですが、お姫様気分になれそうなヨーロッパ調の壁や家具で、ホテルの様でした。お値段は、プラス8000円からだそうで、常に満室で、出産前から個室希望の予約をしておき、退院し空き次第、相部屋から移る形となるそうです。 続いて4人部屋ですが、こちらでも十分にきれいな病室でしたが、産後2日目より母子同室となるため、赤ちゃんの鳴き声や夜中の授乳等が気になる人は、個室を選ばれるそうです。 あとは、沐浴室、陣痛室、家族控え室を見せて頂き、乳児室には、生後2日までの赤ちゃんと、ママがシャワーを浴びている間預かってもらっている赤ちゃんがいました。どの子も本当にかわいくて、かわいくて、ず〜っとみていたい気分でした。 さすがに、分娩台と、陣痛室と分娩台が一緒になっているLCRは、恐怖感がわくといけないからと、見せていただく事は出来ませんでした。 私は、里帰り出産をすると決めたので、こちらの病院に入院する事はありませんが、万が一、里帰り前に体の変化が起こった場合には、お世話になるかもしれません。 こんなにきれいな病院だと入院もうれしいなと、安心してお世話になりたいと思える病院です。 |
22 週 |
◆+0日 マタニティヨガに参加してみる 1回目 (2004/11/17 水曜日) 毎週水曜日、マタニティヨガを受けてみる事にしました。 病院で行っているもので、病院利用の妊婦さんに限り無料で受講出来ます。 前日までに予約だけしておき、当日は各自血圧測定を行い、動きやすい服装で、素足になり、軽くストレッチして始まりです。 5ヶ月を過ぎたくらいの妊婦さんから、予定日を過ぎ、いつ陣痛が来てもおかしくないくらいの妊婦さんまでいます。 走りはしないものの、え、こんなに動いていいの?というくらい、私の想像を超える激しい動きで、エアロビクスのランニングなし版のようなものです。 前半は激しい動きでうっすら汗もかき、後半は、床に座ってのヨガ。といっても、ストレッチのようなもので、難しいポーズはありません。 これまた、こんなに伸ばして大丈夫なの?の連続です。 もちろん、安定期に入り、適度な運動も必要だからと思い受けてみたのですが、運動だけでなく、陣痛が来た時の考え方や、呼吸法等も教えて頂け、運動以上に学ぶ事がたくさんあり、毎週かならず受けてみようと思える1時間で、あっという間に終わってしまいました。 お腹の中の赤ちゃんを常に意識して…と言っても、実感がわきにくいと思うので、お腹の中にいる赤ちゃんは、乳児室にいる赤ちゃんそのままの形で、少し小さいだけなので、帰りには必ず乳児室を覗くと、実感もわきやすく、お腹の我が子を想像出来るので、もっともっと赤ちゃんに伝わるし、かわいくなるので、帰りには必ず乳児室を覗いて帰るんですよ。と言われました。 確かに、生まれたての赤ちゃんに会える機会はなかなかないので、貴重な時間です。今日から毎回覗いて帰ろう。 ◆+1日 胎動復活!!! (2004/11/18 木曜日) 友人と、電話でしゃべった。久々にお腹を抱えて笑った。 夜、寝転がり、いつものようにお腹に手をあてて集中していると、ポコンと、わずかながらに動いた! 良かった〜。この数日、実家から帰り、急に1人の時間が多くなったせいか、少し寂しさを感じていた。 もしかして…実家にいる間は、毎日のようにお腹を抱えて笑ったり、話をしていた。 こちらへ帰ってきて、昼間はもちろん1人。ダンナの帰りは夜遅く、話をしたり一緒に笑っていられる時間は少しだけだ。 急に、まわりが静かになったから、我が子もおとなしくしていたのかもしれない。 意識的に、昼間も音楽をかけ、歌を歌い、話しかけたり、あやしいと思いながらも独り言を言ったりしていると、夜になると動く事が多くなる事に気付いた。 気のせいかもしれないけど、お腹の我が子も、環境を感じているのかもしれない。 ◆+3日 褐色のおりものが・・・ (2004/11/20 土曜日) ダンナと再会してから、初めてのお休み。久々にお出掛けしてみた。 午後になり、お腹と子宮口あたりが少し痛い。トイレへ行ってみると、褐色のおりものが少しあった。 朝から、電車とランチ以外、ほとんどの時間を歩いていたせいかな。つい大丈夫だろうと、少し無理してしまったようだ。 褐色のおりものは、翌々日の午前中までに少しずつ減っていったので、少し不安はあったけど、病院へは行かなかった。 そして、歩きすぎたせいか、足がむくみ気味。無理は禁物だ。 |
23 週 |
◆+0日 マタニティヨガ 2回目 (2004/11/24 水曜日) ヨガの終了後、先週は一緒に受けていた人が、無事出産し、入院中でした。 産まれたての赤ちゃんを連れて、ヨガ教室へ来られてました。 この1週間の間に、無事出産し、人生のうちのすごい瞬間が訪れていたんだと思うと、なんだか不思議。 これからも、1週間ごとに、出産でメンバーが減り、また安定期に入りヨガをはじめる人の入れ替わりがあると思うと、楽しくなりそうです。 ◆+0日 第6回 産婦人科へ (2004/11/24 水曜日) 内容 … 問診・超音波検査(経膣・経腹)、尿検査、血圧・体重・子宮底・腹囲測定、浮腫検査、ドップラーによる心音確認 先月の検診は、里帰り中に実家近くの病院で行ったので、こちらの病院では、2ヶ月ぶりの検診になる。 診察券提出後、いつも通りに尿検査、血圧を測定し、待合室へ。 助産婦さんに呼ばれ、体重測定。ん?何だか増えている。前回来た時は、まだTシャツ1枚だったけど、今日は、冬服だからかな? 胎動を感じる事が少なくなった事を告げると、すぐに赤ちゃんの心音を確認。ちゃんとドクドクと聞こえました。良かった〜。 お腹周りと、子宮底を測定してもらい、再び待合室へ。 続いて、先生による診察。 先日、褐色のおりものがあった事を報告し、いつもよりも少し念入りに内診してもらう。 まずはじめに、お腹の外からのエコー。続いて、経膣エコーです。 頭の大きさは21週くらいの大きさなので、我が子は、現在23週なのでちょっと小さめの赤ちゃんになる。 そろそろ、赤ちゃんの成長にも差が出てくる頃で、2週くらいの大きさだと、気にする事はないそうです。 目、鼻が見え、口は開けています。 続いて背骨、心臓、大腿骨も見え、丸まっている状態から、膝を頭まで伸ばしてます。2つに折れ曲がっている状態です。何とやわらかい! 今日は、お尻が下になっているさかごでした。 まだお腹の中を回転している時期なので、気にしなくても良いですが、28週くらいにさかごの状態だと、出産までさかごの可能性があるそうです。 今日の質問 ・茶色っぽいおりものが3日ほど出た → 今は出てないようなので、大丈夫でしょう ・胎動をあまり感じない → 1時間程ゆっくり横になって、お腹に集中していると、感じるはずですよ。ただ、赤ちゃんが寝ている時もあるので、あまり気にしなくて大丈夫。 くだものも、カロリーあるので、控えるようにと、先生からは、何度も体重増加の事を言われてしまった。なぜなら、母子手帳を見ると、1ヶ月で、3キロも増えていたのだ。 確かに、つわりがおさまりはじめた頃に帰省し、体重も減ったから食べなきゃと、毎日美味しい料理を食べていたことには間違いない。 が、妊娠してから、自分では毎日測っている。服の重たさもあるからと、お風呂に入る時に測るけど、それほど増えてないつもりだったんだけどな…。 病院ではもちろん服を着たまま体重計に乗る。冬服になったからでないのかい?と、いいわけを思いつつ、今後は、少し気をつけなければ。 里帰り出産をすることを先生に報告すると、遅くても1ヶ月前には、帰るようにと言われ、こちらの病院での最後の検診の日に紹介状を書きますので、言ってください。 自治体の無料券を使用したので、本日の検診代は無料。 1ヶ月後に、また来てください。とのことでした。 ◆お風呂で胸焼け 最近、お風呂に入ると、血行がよくなるせいか、少し胸焼け気味になり、胃も圧迫されるような感じで、息苦しくなる。 お風呂上りもしばらく続き、ほてりが冷めてくると、胸焼けもおさまってくるのだけど、結構苦しい。 ◆+6日 産婦人科の母親学級…産婦人科 4回目 (2004/11/30 火曜日) 第4回目「楽しいお産、のびのび育児」〜お産と育児について〜 前回同様、初めに参加者が1人ずつ簡単に自己紹介。 12月、1月に出産予定の妊婦さんが多く、私とは逆で、こちらに里帰り出産の為、帰省中という妊婦さんがたくさんいらっしゃいました。 2人目、3人目の方も何人かいらっしゃって、過去の陣痛時、出産時の体験談も聞く事が出来、良い時間でした。 助産婦さんによる、数年前の自分の出産体験なども少しお話していただき、急激な体重増加の為、とても時間がかかったそうで、とにかく体重管理を十分にする事をお勧めされました。 産後、赤ちゃんとの生活は、楽しい面ももちろんたくさんあるけど、はじめての事ばかりで不安やとまどい、思い通りにいかないこともあるので、テレビや、友達と話したりと、他に楽しみを作っておくと、少し気分転換にもなるのでいいですよという事でした。 また、赤ちゃんはとても賢く、部分によって横長、縦長となっている狭い産道を通り、通り道の幅に合わせて、上手に向きを変えて出てくるのが一般的なのですが、陣痛が起こるまでは順調だったのに、うまく回転出来ない赤ちゃんもいて、難産となったりします。これは、当日になってみないとわからないので、出来るだけ出てきやすい状態を作ってあげるためにも、太りすぎに注意しましょうということを言われてました。 |
妊娠中期 6ヶ月(20〜23週) へ戻る
HOME へ戻る