妊娠から里帰り出産まで HOME > 妊娠後期 8ヶ月(28〜31週) > 8ヶ月生活記
28 週 |
◆+0〜4日 二人での旅行
(2004/12/29〜2005/1/1 水〜土曜日) 本日から妊娠後期に入ってしまったのだけど、我が子がお腹にいる間の、最初で最後の旅行。 私は、昨日の飛行機にて、一足先に沖縄入り。 お昼着の飛行機で、ダンナがやってくるので、空港にて合流し、レンタカーを借りての、のんびり旅行。 少しでも腰の負担をラクにする為にも、マタニティシートベルトと、クッションを持参。 昨日は1人で無理しない程度にぶらぶらしたものの、やはりダンナの顔を見ると安心する。 お腹が出ている事もあり、おみやげやさんや、宿泊先では、「いつ産まれるの?」などと声をかけてもらえる。 体に良い料理が多く、風邪をひかない為にも暖かい場所をと沖縄を選んだのだが、全国的に、この冬一番の冷え込みで少し寒かったけど、きれいな海に、おいしい食べ物、人がとてもあったかく、胎教にも良いとても楽しい旅となった。 帰宅日、いつものように体重を測ってみると、なんと1.5キロ増加している。 多少は増えるだろうと、気をつけていたものの、おいしいものをたくさん食べ、車に乗っている時間が多かったので、増えているのは当たり前! 明日からは少し控え気味に頑張ろう。 ◆+6日 第8回 産婦人科へ (2005/1/4 火曜日) 内容 … 問診・超音波検査(経腹)、尿検査、血圧・体重・子宮底・腹囲測定、ドップラーによる心音確認 里帰りまでお世話になる病院では、先生に変わり助産師さんに検診をしてもらう事も出来、本日、初めて助産師検診を受けてみた。 違いは、先生は短時間の診察となるけど、助産師検診は普段の検診内容にプラスして、不安や相談事なども聞いてもらえたりして1時間みっちりの診察となり、診察代も、1000円お安くなる。 里帰りする前に一度、ダンナにもエコー診察の時に、見てもらえたらなあと思っていた。 ダンナもちょうどお正月休みだったので、ダンナにとって、そして二人一緒に見る最初で最後のリアルタイムでのエコーだ。 診察券を出し、自分で血圧測定、尿検査をし、助産師さんによる、体重・子宮底・腹囲測定まではいつもと同じ。 お正月を挟むと、おせち料理と、寒さでの運動不足などで、ほとんどの人が大幅に体重増加してしまうようだ。 私は何とか1キロ兆度の増加!…でも2週間で、1キロか…。 助産師さんには、1キロだったら、全く大丈夫よ。みんな凄いんだから〜と、励まされ?てみたりした。 続いて助産師さんに呼ばれ、ダンナと共に、部屋へ。 簡単な問診の後、お腹の上からの超音波検査である。 まずは、下腹部にエコーがあてられると、頭の位置は、下になっていた。 まだまだ、動く可能性は十分あるけど、とりあえずは一安心。 現在、右下に頭と伸ばした手、おへその左辺りまで背骨が見え、おしりがあり、おへその右上に足の裏がある状態である。 よって、足で蹴る右上が一番胎動を感じるはずなのだが、おしり辺りと頭も同じくらい胎動を感じ、お腹の形も右よりに出ている。 我が子が起きてると、動いてる姿をパパに見せる事が出来るのだが、眠かったのか、初めてのパパとの対面に緊張したのか、少しおとなし気味。 途中で、赤ちゃんの心音を聞かせてくれ、自分の心音に驚いたのか、少しピクンと動いた。 舌をベロ〜ンと出すのを見せてくれる赤ちゃんもいるらしい。 性別ははっきりと見せてくれず、チラっと見えるような感じで、やはり男の子の可能性が高いようだ。 所々、写真撮っときますね〜と、横顔や正面の顔、足の裏などで画面を止めてくれる。 写真?ビデオは撮ってもらっているけど、写真とは何の事だかよくわからず、30分ほどみっちり超音波検査で画面の中の赤ちゃんと対面が終わった。 何枚か写真を頂いた。先ほどの、止まっていた画面をプリントものである。 担当の先生によっては、経腹エコーの時に、ビデオだけでなく、写真も頂けるらしく、私が担当して頂いている先生はビデオだけだそうだ。 我が子の記念なので、是非頂きたかったが、先生によるのでしょうがない…。 とくに何もなければ、2週間後に来て下さい。 そろそろお腹が張るのが多くなりますが、1日5回程度なら普通なので、15回くらい張る様なら診察に来て下さいと言われ、終了。 里帰りする日を1月30日日曜日と決めたので、次回が、こちらの病院での最後の検診となる。 |
29 週 |
◆+0日 マタニティヨガ (2005/1/5 水曜日) 今年初の、マタニティヨガである。 今月末には、出産のために里帰りする予定なので、帰省後に実家でやろうと、いつもよりも覚えて帰る事を心において、やってみた。
このような事を意識して、動いている。 ◆ 寝る態勢と胎動 今も、上向きで寝ているけど、足を伸ばすとお腹が張るようになってきているので、足を立てて寝るようにしている。 でも、必ず夜中や朝になると、無意識に横向きに変わっている日が多くなった。 かといって、初めから横向きで眠ってみると、重みでお腹が床にかたより、敷布団に触れている部分から少しの胎動を感じる。私には、我が子が「苦しいよ〜」ともがいている胎動に感じてしまい、やっぱり横向きよりも、上向きで寝る事にたどりつくのだけど、なかなか眠れない。 胎動は、以前よりも増えてきて、我が子が本当にいるんだという事が実感できる。 最近、スーパーの袋よりも、洋服などが入っている少し太めのビニール袋をガサガサやっていると、胎動を感じる事が多い事に気付いた。 たまたまかと思って、時間や日にちを置いて試してみると、やっぱり動きだす。 そして相変わらず、寝転がっている時と、御飯を食べている最中から食後にかけて、よく動く。 胎動のタイミングは、人によっても、兄弟によっても違うようだ。 そして、強く蹴るような胎動も感じる事が多くなった。すぐに「今だ!」と思い、ダンナの手をお腹に当てると動かなくなる。 何でだろう?当てる手が変わるとしばらくは様子うかがいで、おとなしくなるのかな? タイミングの問題だけだと思うのだけど、もう少しで離れ離れになるので、しっかりと我が子の胎動を感じてほしいのだけどなあ…。 |
30 週 |
◆+0日 マタニティヨガ (2005/1/12 水曜日) 足が冷たいと、子宮の中も冷たい状態となり、赤ちゃんは冷蔵庫にいるような感覚になるらしく、ちゃんと栄養を考えて食事をしていても、ママに貯えられるだけで、赤ちゃんに栄養が行き渡らない空太り状態になる。 妊娠してからは、出来るだけ冷やさないようにはしているものの、冷え性である私の足は、膝から下は常に冷たい。 靴下を重ね履きしても冷えてしまったら靴下を脱いで、さすったり温めたりして常に足を暖かくするようにしなくては! ◆ 寒さと睡眠と お腹の張り 最近、本当に寒い日が続き、外に出たり、急に寒さを感じると、お腹がキューっと張ってしまう事が多くなった。 8ヶ月にもなると、お腹が張ることが少し増えるとはいえ、あまり張る回数が多いと、子宮口が開いてくるらしく、よくない。 張る回数を減らす為にも、冷やさないように、外出は控えたり、お風呂に入る時は、湯船以外を温めてからにしたり、部屋もあたたかくするようにしているものの、寒い日は布団が温まるまでの間は、足を立ててもお腹が張るようになり、少しじ〜っとしていると、布団もあたたまり、お腹の張りもおさまる。 朝も、とりあえずはダンナを見送るまでは一緒に起きているのだが、あまり眠い日は、その後再び眠る事にしている。 悪循環である気もするけど、夜寝つきが悪くなってきているので、朝はまだまだ眠く、眠いと思いながら無理に起きると、寒さも感じ、布団を出ると同時に、お腹が張ってしまうことが多い。良く寝たと思って起きると、少し寒気を感じるのが少ないような気がするのだ。 起きる時間や気持ちの問題もあるのかもしれないけど、午後に昼寝をするよりも、朝二度寝する方が、体にとっても良いらしいので、午前中は目覚ましをかけずに眠る事にしている。 ◆ 激しくなる胎動 と 気持ちの変化 お腹が張ることが増えてきたけど、胎動を強く感じる事も増えてきた。 きっと蹴っているんだろうと思えるような、強くポコンという胎動を感じる事が多くなった。 この胎動があると、すごく安心するし、何をしている時でもうれしくなり、手を止めて蹴られたであろう部分をさすり、「元気に動いてるねぇ。ちゃんと気付いてるからね〜」と、話し掛けずにはいられなくなる。 最近、胎動を多く感じる事が多い事もあり、我が子に会いたい気持ちが強くなってきた。 もちろん、妊娠するまで、妊娠してからも会いたいという気持ちはあるけど、気持ちばかりが先行して、自分達の赤ちゃんが産まれるという現実が想像がつかず、我が子はどんな子かなという抽象的なものでしかなかった。 お腹の中に我が子がいるという事実はわかっているものの、その現実だけで十分にうれしく、実際に私達の赤ちゃんとしてこの世に産まれてくるというのが想像出来なかったのだ。 ところが、胎動も、これって胎動かな?が、最近では、赤ちゃんの体の位置が安定しているので、頭がこの辺りにあってと、お腹のどの辺りに赤ちゃんの頭があり手がありと分かるようになり、胎動を感じても、今はきっと手を動かしている、足で蹴った等と、リアルにわかるようになってきたので、現実的に我が子を感じる事が出来るようになったからかもしれない。 ◆+2日 お腹が痛みと、皮がむける (2005/1/14 金曜日) 朝起きてから、お腹の左下、足の付け根の少し上が、張っている感じではなく、キリキリと痛む。 激痛ではないし、後期に入ると少しくらいは痛むことも出てくるのであろうとは思うけど、横になると痛みは感じない。でも、無視して通りすぎる事は出来ないくらいの痛みである。 少し休んでから再び動きだし、時間が経つとまた同じ場所が痛む。 あと2週間で里帰り予定なので、出来るだけ家の事をしておこうと、アルバムや部屋の整理をしたりして、座っている時間が多かった。 人間は座っている時の方が腰への負担がかかるので、腰にきたのかもしれない。 お風呂に入った時に、お腹をさすっていると、皮膚がカサカサしていたのでよ〜く見ると、おへそ両脇腹から左右三角形に、さすっている部分の皮がむけている。痛くもかゆくもないのだけど、さすりすぎ?それとも冬の乾燥に負けてしまったのかなあ。予防クリームを、少し多めに塗ってみよう。 |
31 週 |
◆+0日 マタニティヨガ (2005/1/19 水曜日) どんな時に赤ちゃんが動くのを感じる?という先生の質問に対し、私も含め、御飯を食べていると動き出す事が多かった。 ママが御飯を食べている時、赤ちゃんもお腹の中で口を動かして一緒に栄養を取りこんでいるらしく、妊娠中に3食、同じ時間にちゃんと食べていると、産まれてからも、3食の御飯を同じ時間に食べる赤ちゃんが多いらしく、御飯に限らず、お腹にいるときの生活サイクルを覚えていて、ママが夜型で、胎動も夜中によく感じる赤ちゃんは、夜型になりやすいらしい。 私は夜型で、胎動を感じ始めた時も、夜11時半くらいから動き出す事が多かった。 我が子も、夜型になるのかな?パパの帰りが遅いから起きているうちに会えるのはいいけど、学校に行くようになったりすると少し寝不足気味な子供になってしまうかな思い、少しだけ御飯の時間、寝る時間を意識するようにしてみよう。 ◆+0日 第9回 産婦人科へ (2005/1/19 水曜日) 内容 … 問診・超音波検査(経膣・経腹)、尿検査、血圧・体重・子宮底・腹囲測定、浮腫検査、乳首の確認、血液検査 いつも通り、診察券を出し、自分で血圧測定、尿検査をし、助産師さんによる、体重・子宮底・腹囲測定。 今日でこちらの病院では、最後の検診ということもあり、実家はどこなの?兵庫県ですと答えると、質問攻めになりつつ、胸の調子をみてもらう。 というのも、ちょうど2日前に阪神淡路大震災10年目ということで、連日テレビで特集が組まれていたから、兵庫と聞くと、地震はどうだったの?と言う話になるのだ。 乳首はやわらかいし、おっぱいもたくさんでそうですね。と言う事で、ホ〜ッ、ちょっぴり安心。おっぱいマッサージをきちんとやっていたからかな。 鉄分も測っておきましょうと、少しだけチクっと採血されましたが、数滴?と言うくらいほんの少しの時間でした。 Hb=12.1 で、ヘモグロビンも問題なし! 続いて、先生による診察で、まずは、経腹エコー。 頭は下にあり、一安心。 前回同様、お腹の右下にある頭から、左上部分にエコーを当てると、心臓、背骨が映り、いつも微妙に見えなかった性別も、、はっきりと男の子とわかりました! 頭は、31週の平均の大きさで、まあ標準。 でも、お腹周りが少し小さく、体重も、1400グラムちょっとで、少し小さめですねぇと、少し声のトーンが下がり気味に言われてしまう。 赤ちゃんの発育は少しずつ差が出てくるので、あまり気にしなくても良いらしいけど、言葉の後に、「大丈夫ですよ」と一言あるのとないのとでは、心配度が全く違うのだ。 続いて、子宮口のエコー写真を見せられて、少し空洞が映ってました。 子宮口が、33mm少しで、少し開いているので、向こうの病院でしっかり見てもらって下さい。紹介状に書いてます。 今日の質問
では、今日で本当にお世話になりました。ということで、こちらの病院の検診は終了しました。 毎週水曜日のヨガは、来週が最後になります。 ◆ 少しだけ恐怖心 出産することに対しての恐怖心は、誰でも少しは持っていると思う。 昔は、あまり深く考えずに出産はとても痛そう、恐そう等という思いがあったのだけど、年齢的にも出産している友達も増えつつあり、みんなも出産しているし、大丈夫という思いと、赤ちゃんに会うためには出産しなければ会えないという現実や、出産のすばらしさ等を思うと、とくに出産に対しての恐怖というものを感じなくなっていた。 というよりも、赤ちゃんが産まれるという楽しみの方が大きく、恐怖心という感情をどこかに置き忘れていたような感じだ。 それよりも、私が恐がるよりも、今までと全く違う世界へ出てくる赤ちゃんはもっともっと不安なのだと思う事を考えると、私が恐がってる場合じゃなく、「安心して出てきて大丈夫だよ〜。」と言う気持ちでいっぱいになる。 今日の検診後は実家の病院での検診に変わるという気持ちを持ちつつ、久々の経膣エコー診察台に上がった事で、いよいよ本当に出産が近づいているという事を実感してしまい、初めて、昔の恐怖心とは違う、現実的な恐怖心を、少し抱いてしまった。 おまけに先生から子宮口が少し開いているという事を聞き、さらに現実を感じた瞬間であった。 けど、私が恐怖心を抱いていると、お腹の中の我が子にとってもよくない事だと思い、気持ちを切り返してみた。 …ものの、はじめて少しだけだけど恐怖心を感じた1日でした。 ママも頑張るから、一緒に頑張ろうね。 ◆+4日 大きくなるお腹 と 張り と 形 (2005/1/23 日曜日) ここ1週間ほどで、お腹がさらに大きくなっている気がする。重みもさらに感じ初め、腹帯も下から支えらるものを着けてみることにした。 胎動も、ポコンという単発的なものだけではなく、グニュグニュ、プチプチという体の一部分を動かしているのかなと思える、弱いけど長い時間のものを感じる事が多くなり、キューっという感覚の張りも多くなっている。 張りを多く感じる時は、少し体に負担がかかる無理な態勢を取ってしまった時、気温の変化があった時だ。 とくにお風呂は、急に熱いとお腹が張るので、徐々にお湯をかけつつ体の温度を慣らしながら入っているのだけど、湯船につかった瞬間は、全体的に丸みをもつお腹が、キューっとお腹が張り、ふくらみが右側に片寄っていく。つかっている間に、元の全体的な丸みを持つ膨らみに戻っていく。 今日は、お風呂の時間以外でも張りが続く事が多い1日であった。 夕食の途中からは、お腹がキューっと張りつつ、ふくらみが、右側に片寄っていく。少し経つとまた全体的に丸みを持ったお腹に戻り、また10分くらいたつとキューっと右に片寄るのが1時間半程続いた。熱さでお皿を持てず、何度も前かがみになってお腹を圧迫していたのが原因だと思う。 痛くはないけど、赤ちゃんが動いているだけで気にしなくて良いのか、張りすぎて良くないのか、わからない。張りだとすると、1日に15回くらい張ると病院へ行った方が良いと助産師さんに言われた事があった。 寝転がっていたら治まるので、大丈夫かなと思いつつ、あと1週間後に、実家へ帰るまでは、何も起こらずに平穏に日々が過ぎる事を祈る毎日である。 |
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