妊娠から里帰り出産まで HOME > 希望と現実
希 望 |
子供は大好きです。いつか、子供もいる生活を夢見ていますが、まったく知り合いのいない土地での、はじめての出産、育児は、少し不安でした。 遠距離生活が長かった事もあり、結婚してからのふたりの生活や、土地にも慣れ、少し知り合いが出来てからの方が安心だし、子供が出来たら、実家に預けて二人で出かけるという事も出来ない等の理由をつけて、とりあえず、少しの間はふたりの生活を楽しもうと、結婚生活が始まりました。 3ヶ月後、身内に不幸がありました。法事などで、飛行機や電車で行き来する事や、嫁として動けるようになど考え、とりあえず、2年間は、ふたり生活をという計画を立てました。 |
現 実 |
2年経ち、結婚生活にも、土地にも少し慣れて、そろそろ子供が出来てもいいかな。という頃、転勤家庭の宿命、お引越しです。 再び、新しい土地に慣れてからと言いたいところですが、結婚生活にはもう慣れました。赤ちゃんが欲しいなと思っても、すぐに授かるかどうかはわかりません。とりあえず、赤ちゃんが出来たらいいねという方向に話は進みました。 一応、基礎体温を付けてみると、体温の高低はあり、10年も前だけど、排卵がちゃんとあるということを確認しているので、いつか授かるはず。 2人とも、わりとすぐに出来るものだと思っていましたが、なかなか出来ないみたいです。 ダンナは、毎日残業当たり前、そして出張も多いサラリーマン。私は、少し生理不順気味な主婦。 1年が経ち、なかなか出来ないねとは言うものの、悩みだして、思いつめると、ますます赤ちゃんがやって来ないような気がして、心大らかに過ごせば、いつか授かる日がくるよ。と言い聞かせて、あまり考えないようにしてました。 私達は、子供のいる生活が、どれだけ楽しくて、どれだけ大変かをまだ味わった事がありません。 もし授からなかったらどうする?不妊治療してみる?等と話す事もありましたが、まだまだふたりで旅行したり、思いっきり楽しみなさいって事だよ。と暗い話しになることもなく、いつも話し合いは終わるので、悩まずにすんだのかもしれません。 そして、結婚して4年目の夏。ようやく我家に、新しい命がやってきてくれました。 |
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