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〜40週で出産したので、41週以降はありません
40 週 |
◆+0日 予定日到来! (2005/3/23 水曜日)とうとう出産予定日がやって来た。 妊娠してからの数ヶ月、大きなトラブルもなく無事に過ごす事が出来、予定日を迎えた今日も、我が子に会えるのを心から楽しみにしている。 初産は、予定日より少し遅れる事が多いと言われているけど、一概には言えず、もしかして早く生まれるかもなんて考えた事もあったけど、本日、残り数時間で陣痛はやって来なさそうな私。 どうやら、初産の傾向通りである。 3月23日が予定日と告げられた時は、具体的な予定日が決まっただけで、うれしく、春生まれの赤ちゃんか〜。くらいしか頭になかった。 その後、両親や親戚、友達と話したり、掲示板等のいろんな情報を見ていくうちに、4月1日までに生まれると、学年で一番小さく、4月2日以降に生まれると、学年で一番大きくなる事に気づく。 確かに、去年の4月2日に生まれたお友達は、そろそろ歩き始めようとしている子もいるだろう。 同じ学年になるかもしれない我が子は、今、お腹の中にいる。 逆に、4月2日以降に我が子が生まれると、まだこの世に存在していないお友達もたくさんいる。 周りの人、とくに年配の人からは、小さいのはかわいそうだから、出来るだけ4月の方がいいよと言われる。 小さい時は、少し差があるかもしれないけど、大人になり、3月生まれ、とくに女の子だと、年をとるのが少し遅いとうらやましがられる事もある。 男の子である我が子は、どうなんだろう。 いつ生まれるかは、この子の運命だ。 いつこの世に出てくるのかな。 ◆+1日 第15回 産婦人科へ (2005/3/24 木曜日)内容 … 問診・超音波検査(経膣・経腹)、尿検査、血圧・身長・体重・子宮底・腹囲測定、浮腫検査、胎児心拍モニターチェック 尿検査後、産婦人科へ戻り、身長、体重、血圧を自分で測定。 体重は、0.3キロだけど、減っている!食欲は旺盛だけど、その分動いたからかな。 続いて、助産師さんに呼ばれ、 「予定日1日過ぎちゃいましたね。あと1〜2週間で必ず出てきますから、気長に!」と、少し気を使わせてしまう。 もしかして、あせっているように見えたのかな。 本日は、3週間ぶりに2回目となる胎児心拍モニターチェックを行う為、いつもと違うベッドに横になり、先に子宮底・腹囲測定、足を押さえる浮腫検査をしてもらう。 続いて、お腹に装置を付けて、胎児心拍モニターチェックの為、20分間じっとする。 我が子が動く度に、聞こえてくる心音が一瞬大きくなり、とても安心する。 助産師さんも、結果データを見ながら 「元気です。とっても!」と言ってくれたので、さらにうれしくなる。 でも、「よく動いて元気」という事は、まだまだ赤ちゃんの位置は下がってないのかなと思い、 「陣痛が来るように、もっと歩いたりします!」と宣言すると、 もう予定日を過ぎているから、自分で気づいていないお腹の張りもあるし、必ず陣痛はやってくるので、大丈夫ですよ。 あせって歩きすぎて、体力消耗してもダメなので、陣痛を起こす為ではなく、夜ぐっすりと眠る為に、ゴロゴロしているよりかは、疲れない程度に動く事を勧められ、出産に備えて、おいしい物を食べたり、たっぷりの睡眠で、体力を蓄えて、気長に陣痛が来るのを待つように言われる。 続いて、先生による問診。 お腹の張り具合を聞かれ、先週の診察後は、かなり休む間もなく張りが続いた事を告げると、診察の時に、子宮膜に少し刺激を与えていたそうで、今日も、陣痛が起こりやすいように、少しだけ、刺激を与える事を告げられる。 診察台へ。 子宮口は、1センチ開いていたままで、赤ちゃんの下がり具合は、それほど進んでいない。 続いてカーテンが開けられ、経腹エコー。 頭の位置は、下のまま。 頭の横幅は、8.7cmで、34週1日。腿骨は、7.1cmで、39週4日。 お腹周りは、63.6平方センチで、33週3日で、やっぱり少し小さめのまま。 推定体重は、2397g。 先週に引き続き、体重が減っている! 「先生、毎週減っていってるんですけど、推定体重だから、実際には減ってはいないんですよね?角度とかで、変わってくるんですよね?」と確認すると、カルテをめくりつつ、 「あくまでも推定体重ですから、誤差はありますが、少しやはり小さめで、頭の形が少し縦長ですね」と言われる。 少し面長なのかな?それとも、かなり長いのかな? 自然分娩だと、細い産道を通るので、赤ちゃんの頭はやわらかいので、少し縦長になりつつ出てくる。 産道を通る前から頭が長いと言うことは、相当長い状態で産まれてくるのかな。 でも、産まれて少し経つと、頭の形は元に戻るらしいからあまり気にしなくてもよしとしよう。 診察が終わると同時に、バスタオルを回収された。 カーテン越しで、一人とは言え、ちょっぴり恥ずかしいではないかい。 そういえば、なぜか3つも脱衣かごに用意されていたので、足りなくなっていたのかな。 着替えようとふと足を見ると、両足の付け根が、広い範囲で赤い斑点が出来ている。お腹が大きくなり、隠れてしまっていたので、全く気づかなかった。 再び、元の部屋へ戻り、毎週の体重の減り具合を診つつ、先生が少し神妙な顔をしている。 「太ももだけは、少し大きくなっていますが、あとがやっぱり、小さめですね。 胎児心拍モニターチェックの結果もよく動いているし、問題はありませんが、出血もしてないし、子宮口もまだ固いので、陣痛が来るには、もう少し先になるかもしれませんね。 通常は、41週6日まで陣痛が起こらなかったら、人工的に陣痛を促すのですが、少し小さいと、機能的にも働きが弱い可能性もあるので、少し早いですが、来週あたり、薬で陣痛を促して出産されますか?」 「え?すみません。もう一度、言ってください。」と、あまりにもびっくりして、同じ事を説明してもらう。 入院して、陣痛を起こさせる薬、いわゆる陣痛促進剤の点滴を使って、翌日から2日間で、陣痛を起こさせる事を説明してもらう。人によって効く時間が違い、長い人でも2日で陣痛が起こるらしい。 先生方の曜日があるようで、30日水曜日に入院し、31日、4月1日までに、陣痛が来て出産。 学年が気になるのであれば、4月4日月曜日に入院し、5日、6日中に陣痛が来て出産。 どちらにするかを選択しなければいけないけど、あまりにも突然で、頭の中が少しパニックになりつつ、あせってしまう。 後から変更できるかを確認し、とりあえず、先の4月4日入院という返事をした。 半日全く胎動がなければ、すぐに連絡するようにと言われ、1週間後の予約をして、本日終了。 学年が違えば、お友達もすべて変わってくる。 もしも、来週と返事をして本当は4月に入ってから生まれようとしていたら…。 この子の誕生日、この子の運命、こんなに大事な事、私が決めてしまっていいの? ◆+2日 自然に待ってみよう (2005/3/25 金曜日)昨日の検診で、わが子が小さめなので、普通は42週に入ってから行われる陣痛促進剤での出産を、少し早める事を促された。 大きくなり過ぎると、自然分娩が難しくなり、陣痛促進剤で出産を早めたり、帝王切開に急遽切り替わったり等と、聞いたことがあるけど、その逆があり、しかも自分がそうなるとは、全く予想していなかった。 ただでさえ3月生まれとなると、少し小さめであり、それに輪をかけて、わが子は小さいとなると、やっぱり少しかわいそうかなとも思う。 自然に4月1日までに生まれてきたら、それはこの子の運命だ。 来週の出産を選択して、わが子が少し大きくなった時に、「どうして、僕を4月に産んでくれなかったの?」なんてことを言われたら、やっぱり少しは落ち込んでしまうかもしれない。 陣痛促進剤を使う事に対して、抵抗があるとかではなく、来るべき時が来たら、陣痛のお手伝いをして欲しい。ただ、もう少し、この子の出てきたいという意思(あるのかどうなのか…)を尊重してみたい。 ダンナとも相談した結果、出来るだけ自然に、この子が「そろそ出たいよ〜」と信号を送ってくるまで待ってみることにし、先生に返事をした4月4日を入院の日とすることにした。 それまでに、自然に出産の兆候がやってくると、今色々と考えている問題は全くなくなるわけで、あせらずに、とにかく胎動の変化だけには、十分気をつける事にした。 もしも、変化に気づかずに…何てことになると、この選択した事を一生後悔することになる。 今日は、部屋の中での運動と、乳頭マッサージを念入りにしてみた。 冬に逆戻りした寒さと、昨日の検診時の子宮への刺激も手伝って、お腹がよく張った。 運動するよりも、乳頭マッサージの方が、少しするだけで、ものすごくお腹が張るので、調子にのって結構してみた。 でも、お腹が張る度に、固くなる子宮の中で、わが子が苦しんでいるのではないかと、少し虐待しているような気分になり、ちょっと心配になってしまう。 数ヶ月前までは、少しでも張るとビビってたのに、今では頻繁に起こるお腹の張りにもだいぶ慣れてしまった。 少し痛くもなるけど、もっともっと痛くならないと、陣痛には結びつかないのかな。 どうか、いつの時期であっても、この子が出たい時に、自然に出てこれますように…。 |
※3/25 P.M.9:00に、最後の日記を書きました。数時間後に破水する事になろうとは…。
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