妊娠から里帰り出産まで HOME > はじめての産婦人科
私が、はじめて産婦人科を訪れたのは、今回の検査薬の陽性反応!ではありませんでした。 1995年1月17日の「阪神・淡路大震災」。これ以降、1年弱、生理が止まった事があったのです。 それまでは、ちゃんと月一くらいのペースで来ていました。 時間と共に、交通機関も元に戻りつつ、生活も以前のような普通の生活に戻ってはいったのですが、1年近く経っても、生理が止まったままでした。 婦人科は、未知の世界の為、何となく恐くて、忙しさを理由に逃げてましたが、いつまでも、このまま止まったままで良い訳がなく、母に実は・・・と言ってみました。 母が、子宮筋腫で通院していた婦人科があり、とても良い先生だからと勧められ、同じ年の12月に、生まれてはじめて産婦人科に足を踏み入れました。 生理が止まっている事を先生に説明して、あとは、診察です。エコーでの内診、血液検査(ホルモン数値が正常か)、尿検査でした。 衝撃的でした。何となくは分かってはいたものの、やはり膣内から走査する経膣超音波検査(経膣エコー)でした。 とてもやさしい雰囲気を持つ50代くらいの男性の先生で、「あなたの場合は、結婚していてすぐに赤ちゃんが欲しい訳でもないので、しばらく基礎体温をつけてみて下さい。今すぐ、薬で治療せずに、しばらく様子を見てからにしましょう。」と言う事で、1ヶ月後に再び基礎体温を持って行く事となり、第1回目の診察終了です。 不思議な事に、この診察の数日後、少しですが生理が来ました。 その後、1ヶ月おきに、有休を使い、診察に行きました。ホルモン数値は、はじめは、少なかったそうですが、徐々に増えてきて、生理も少しずつ元に戻り、基礎体温からも見ても、ちゃんと排卵もあるということがわかり、もしもまた何かあれば来てくださいということで、一応、診察終了という事になりました。 ストレスや考え事が増えると、その後、生理が遅れるようになってしまいましたが、排卵がちゃんとあると言う事を確かめる事が出来たのは良い機会だったのかなと今になれば思います。 妊娠した今、産婦人科へ行く事は、赤ちゃんをこの目で確かめられる唯一の手段で、検診の日が待ち遠しくてしかたがありません。 |
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