妊娠から里帰り出産まで HOME > 妊娠中期 5ヶ月(16〜19週) > 5ヶ月生活記
16 週 |
◆+1日 仕事終了 (2004/10/7 木曜日) 結局、期限内に仕事も終える事が出来た。我ながら、よく頑張った。 お腹の中の我が子は、どう思っているんだろうか。 無理に仕事しない方が良かった?それとも、頑張るママを応援してくれてたのだろうか。 ◆+2日 飛行機に乗る (2004/10/8 金曜日) 1年以上、帰省していなかったので、夫婦揃って帰省する事になった。と同時に、私は友人の結婚式にも招待されたので、そのまま少し実家で過ごす事にした。 台風がまたまた近づいている為、急遽1日早めて帰る事に・・・。 先日、病院の先生からは、「安定期にも入っているので、飛行機に乗るのも、とくに問題はないでしょう」と言われたものの、上空での気圧は、赤ちゃんにあまりよくない影響を与えるのではないかと、少し心配であったが、気にしてもしょうがないので出来るだけ気にせず、乗ることに。 が、全く予想していなかった事が起こった。気圧がどうだと言う前に、隣に座ったナイスガイ!この方の香水の匂いが強烈さに、苦しめられたのだ。 気持ちわるく、もどしそうな感覚になり、飲み物は、コンソメスープを頼み、出来る限りコンソメスープを鼻に近づけ、ただひたすら匂いに集中。 その姿を見て、はじめは大丈夫か?と心配するダンナも、徐々に薬キレタ人みたいだと言い放ち、たった1時間程だったけど、私にとっては、地獄の長いフライトでした。 飛行機が遅れていた為、実家近くまでの最終バスが行ってしまっていた・・・。とりあえず大阪までバス、最寄の駅まで電車で帰る事に。 金曜日の終電近くの大阪駅。週末サラリーマン方のここち良いお酒の香り、おじ様たちの香りに私も酔いながら、実家に辿りつき、久しぶりに家族と再会。 私の両親にとっては初孫でもあり、結婚して4年、何も言わないけど待ちわびていたに違いない。喜びようがものすごく伝わってきた。 飛行機は密室。気圧の心配?それよりも、帰りの飛行機は穏やかな空気が流れている事を願うばかりである。 ◆+3日 生後10日の赤ちゃん (2004/10/9 土曜日) ダンナの実家には、実家近所に住むダンナ兄弟の赤ちゃんが産まれたばかりで、里帰り中であった。 まだまだこの世に出てきて間もない赤ちゃんは、産まれてくる我が子のいとこになり、小さな手足を一生懸命動かしている。 お風呂(沐浴タイム)に、お義母さんが入れているのを、必死で見ているパパ。ちょっとした事でも心配になり、すぐに病院へ電話しているママ。 あと半年もすると私達も親になるんだと、少し現実と重なり、また、里帰り出産することになると、一緒にお風呂に入れたり、産まれて間もない日々の成長をダンナは見ることが出来ない。そう思うと、益々、里帰り出産とは・・・と考えてしまう。 ◆ 戌の日に、初の着帯! 関西は、少し寒い。 ちょうど「戌の日」だし、お腹が冷えないように持ってきていた腹帯をしてみた。腹巻のようなタイプで、簡単だ。 犬は一度にたくさんの子どもを産み、お産も軽い事から、宝に恵まれますように、健康に生まれてこられます様に…と願いこめて、戌の日に腹帯を巻くそうだ。 また、お腹を冷やさない役目と、大きくなっていくお腹と胎児をしっかり支え、守ってくれる役割も果たしてくれる。 ◆+5日 むくみ (2004/10/11 月曜日) ダンナは鹿児島へと帰っていった。 ダンナの実家へは電車で2時間程。荷物を持っての階段の上り下り、久々の遠出という事もあってか、指輪がむくみで食い込んでいる。足を見ても、むくみがひどく、感覚もかなり鈍っている。あまり、むくみが続くと、妊娠中毒症にもなりかねない。 久々の帰省ともあって、たくさんの友達にも会いたいけど、今回ばかりは無理せずに、リラックスして過ごそう。 |
17 週 |
◆+1日 安産祈願へ中山寺 (2004/10/14 木曜日) 安産祈願で有名な中山寺へ行きました。 月に1日だけ、観音様が開く日があり、その日に行く予定にしていたのだが、母の仕事休みの本日、両親と私の3人、安産祈願で有名な中山寺へ行きました。娘の安産祈願として、一緒に中山寺へ行くのをどれだけ楽しみにしていた事だろう。 裏には、梅林が咲き誇る梅林園のようなものと、ちょっとした滑り台付きの広場があり、小さい頃ご近所同士の母&ちびっこ達と共によく遊びにやってきた。 20年以上ぶりにやってきたけど、何となく覚えていた。裏の滑り台広場も全く変わらず、少し昔を思い出した。 おろうそくと、お線香に火を灯し、無事産まれますようにと、お参りする。 お守りだけでも…と思ったのだが、「安産祈祷 7千円」と、「特別安産祈祷 2万円」しか見当たらない。 「安産祈願のお守りはどこですか?」と、先ほどの場所に案内され、やはりこの2種類のみ。 お守りだけはなく、祈祷済みの御腹帯等とセットになっているようだ。 金額の問題ではないが、予定外の事であっただけに、少し…いえ、本当はかなり驚いた。 観音様が開く日に、再びお参りに来る予定だ。その時に、安産祈祷をお願いすることにした。 ◆+2日 地域によっての違い (2004/10/15 金曜日) もしも、里帰り出産する事になると、手続き等はどうすれば良いのかを聞く為、実家の最寄の保健センターへ行ってみた。 気さくな感じの保健婦さんが、とても親切に対応してくれた。 まだ里帰り出産をするかどうか迷っている事など、少し話を聞いてもらうだけで、とても肩の力が抜け安心できた。 ・鹿児島で配られている検診無料券はこちらで使えますか? ・里帰り出産の場合、手続きは何か必要ですか? ・飛行機は、生後8日〜赤ちゃんを乗せれますと書いてありますが、鹿児島で出産してから、退院後に里帰りできますか? と、当然なる意見が帰ってきた。 まだ日にちはあるし、この帰省中に決めれば良い。もう少し考えてみよう。 ◆+5日 安産祈願へ中山寺 再び… (2004/10/18 月曜日) 毎月18日、観音様が開く日であり、その御来光を受ける事が出来る。 今日こそ安産祈祷をと、父と二人、再び中山寺へ。 前回同様、お参りする。 その後、安産祈祷申込書に 本日頂いた「御鐘緒」と書かれた袋の中には、 そして、今日から10日間ほど、夫婦の名前入りのお札を祈祷して頂き、後日、自宅へ郵送されます。 「御腹帯は、5ヶ月に入った最初の戌の日に巻いてください。」 私「もう過ぎてしまったんですけど・・・」 「では、次回の戌の日に巻いてください。」 また、御腹帯は1枚なので、お洗濯の都合もあるので、市販されている腹帯(ガードルタイプ、サポータータイプ等)と併用して下さいとのこと。 中山寺の御腹帯には、何と産まれてくる赤ちゃんの性別が書いてあり、「男」と書いてあれば女の子が産まれ、「女」と書いてあれば、男の子が産まれると言われている。 帰宅後、袋に密封されている御腹帯を開封。 「酉女」と書かれてあるので、酉年の男の子が産まれてくるはずです。 男の子だと、エコーで見えるから早い時期に性別が分かりやすいと言うけど、今のところまだわからない。 どうかな?当たるかな? |
18 週 |
◆+2日 たくさんの友人から (2004/10/22 金曜日) 今回の帰省は1人でゆっくりできた。ダンナと二人揃っての帰省の時には、自分の時間はほとんどない。 出産している友達や子供達、親戚にも会え、とってもたくさんの「おめでとう」をもらった。 里帰り出産をする事について、どうする事が一番良いのかを決めきれない私に、里帰り出産をしようと決め手になったのは、友人のダンナ様の意見が大きい。 夫婦二人とネコ1匹の生活を楽しむ友人のダンナ様は、二人のお姉ちゃんの出産を見てきていている。 順調だったのに、いざ出産する時になって、お姉ちゃんか赤ちゃんのどちらかが助からない可能性がある現実に遭遇したり、帝王切開後は痛みが激しく、慣れない育児や、産後の体力や不安…等、自分の目で見たたくさんの事例を出してくれた。 私は、出産後の事を主に考えていたのだが、陣痛が起こったときの状況も、考えるように言われた。 1人の時に陣痛が起こり、タクシーで病院へ辿りついたとしても、出産ギリギリにならないと入院はさせてもらえないので、再び家に帰るように言われる事もあり、誰かが一緒にいるだけでも落ち着ける事もある。 ダンナに頼れるのは、休日のみで、その休日も突然仕事になることが多く、すべてを頼る事は出来ない。 二人での子育ては、帰ってからず〜っと出来るし、赤ちゃんと母体である私にとって、一番安心してリラックス出来る状況を思うと、里帰りした方が絶対にいいけどな〜と、一生懸命に説得?してくれて、出産は、何が起こるかわからないからと、すぐに対応できる総合病院を勧めてくれた。 確かに、順調に産まれて退院して・・・とは限らない。 友人達からも、雑誌に書いていないようなたくさんの出産経験や、妊娠生活も聞く事が出来た。 → 私の友人体験談 また、赤ちゃんの耳がもうすぐ聞こえるようになる妊娠中期にたくさんの人と会えたりした事は、我が子の胎教にも良かったと思う。 ◆+3日 大安の戌の日 (2004/10/23 土曜日) 中山寺で、御腹帯を頂いてから、初の戌の日を迎えました。しかも大安。 仕事から家族も帰ってきて、ではそろそろ…。夜中12を時超えていた! 結局、またまた次の戌の日に巻く事に。 次回の戌の日は、11月3日です。良かった〜、ギリギリ妊娠5ヶ月の最終日です。 ◆ 週数と日にちの数え方 妊娠週数の日にちの数え方を間違えて習得していた事に気付きました。 妊娠の1週間は、0日ではじまり、6日で終わるのです。 ということで、次回の戌の日11月3日は、妊娠5ヶ月最終日の19週7日目と思ってましたが、実は、妊娠6ヶ月の初日の20週0日であることが判明! ごめんね。我が子よ。こんなママを許してね。 5ヶ月最初の戌の日に、祈祷済みではないけど、ちゃんと腹帯してるから、大丈夫よね。 結局、妊娠5ヶ月の間には、祈祷済み御腹帯を巻く事が出来ませんでした。 ちょっぴりショックです。 |
19 週 |
◆+1日 第5回 産婦人科へ〜再び初診!里帰り出産の病院へ (2004/10/28 木曜日) 内容 … 自分で問診表記入・尿検査・測定(血圧・身長・体重) 助産師さんによる問診・測定(子宮底・腹囲)・浮腫検査・ドップラーによる心音確認・説明(入院手続き法・母親学級等) 先生による問診・超音波検査(経膣エコー・経腹エコー) まだ決定はしてないけど、里帰り出産をするとなると、病院によって、里帰り出産を受け入れてもらえる週数が違う為、以前から決めていた総合病院へ。 昔からある病院だけど、改装されたようで、ちょっとしたホテルの様。フロントには、黄色いグランドピアノが置いてあり、エスカレータまである。 持参物は、健康保険証と、母子手帳。 自分で、身長、体重、血圧を測り、待ちます。と言っても、すべて機械測定なので数字を記入するだけ。 続いて、助産婦さんによる問診。
2階へ移動し、尿検査。総合病院となると、1つ1つの検査場所が違うのです。 再び産婦人科へ戻り、助産婦さんに呼ばれ、静養室へ。
こちらの病院でも母親学級はあり、出産間近の最後の1回だけは、分娩室等の見学もありますので、受けてくださいね。との事でした。 再び、待合室。そして、ようやく先生による診察です。 軽く問診の後、妊娠経過がわからない為、経膣エコーと、お腹の上からのエコー、両方見せていただきたいとの事。 隣の内診室へ移動する。 バスタオルが置かれているわけでもなく、下着を取るとそのままの状態で内診台へ座ります。 カーテン越しから、先生の一言目が 先生「性別聞いてます?」 私「まだです。」 この時点で、わかるって事は、もしかして男の子?と思う私。一応、 私「どっちですか?」 すると、先生と私をさえぎるカーテンが開けられて、 先生「ちょっと、凄い格好で申し訳ないけど・・・」 確かに、ものすごい格好ですが、恥ずかしがってもどうしようもなく、 先生「男の子だねえ。100%ではないけど、映ってるから。でも、服とかまだ買わないでね。産まれてきて、たまに性別が違ったって事もあるから。」 先生「凄くよく動くでしょう。」 私「え?胎動がまだよくわからないんですけど・・・」 先生「今、19週目だから、そろそろわかると思うよ。でも、よく動くなあ〜。」 とにかく、元気によく動いているらしい。 画面をストップし、マウスでポチっと、測りたい大きさを指定すると、いろんな部分の長さがすぐに測定されるのです。 頭に水も溜まってないし、手足等の長さも、だいたい18週〜19週の大きさなので、順調ですよ。との事でした。 内診も終わり、再び診察室へ。 遅くても、34週の2月9日までには戻ってきて一度診察を受けて下さい。 予約ですぐにいっぱいになるので、1ヶ月前には電話予約して下さい。 そして、3枚撮影したエコー写真を、カルテと共にしまったたので、1枚下さい。と頂き、診察は無事終了しました。 総合病院は、医療面では整っているけど、たくさんの妊婦さんを相手にするだけに、少し流れ作業的な所もあるというイメージがあったけど、診察してもらった先生は、30代後半くらいだろうか、少し若目の男性の先生で、きちんと私の話しをしっかり聞いてくれ、質問にもきちんと答えてくれた。 この病院で出産する事になっても、安心出来そうだ。良かった〜。 予約は15時。終わったのが17時なので、2時間ほどでした。 片道40分の道のりを運動がてらに歩いて帰宅後、ダンナに男の子だと報告。 男の子でも女の子でも、無事に産まれてくればどちらでも良いと、言うものの、少し実感が出てきたようで、とても喜んでました。 ◆+4日 結婚式へ (2004/10/31 日曜日) 結婚式は、何度招待されても幸せな気分を味わえる。 ちょうど安定期に入っているので、安心して行く事が出来、少し気になるつわりも、おさまりつつあり、心の底から楽しめた。 お腹は出てきているけど、何とか洋服は入る。 が、ストッキングの事はすっかり忘れていた!マタニティ用を用意してなかった為、腰まで上げずに、太ももあたりで止めました。ちょっとしたロンドン橋状態です。 透視されたらかなり恥ずかしい状態ですが、ロングワンピースなので、少々ずれても大丈夫! クツはヒールなので持っていき、会場で履き替えた。 楽しみのひとつであるお料理は、最高級クラスのようで、キャビアにフォアグラ、最後のデザートまで、すべて間食です。 妊娠中でなければ、シャンパン、ワインも頂きたいところだけど、ウーロン茶でガマン。 お魚料理と、お肉料理の間のお口直しに出てきた白ワインのシャーベット、食べちゃいました。 ちょっとだけだし、大丈夫よね。おーい、酔っ払ってないかい? 少し外を感じ始めているであろう我が子は、お腹の中にいる間に招待された、最初で最後の結婚式をどんな風に感じているのだろうか。 おいしいものをたくさん食べ、楽しい余興、幸せな気分を分けてもらって、きっとお腹の中で喜んでいるはず。胎教にも良い1日でした。 ◆+6日 胎動?胎児の叫び (2004/11/2 木曜日) 「先生から、よく動いてるでしょう」と言われてから、意識はしているものの、イマイチ胎動というものが、よくわからなかった。 経妊婦さんで、17週くらい、初妊婦さんでも、20週くらいで、わかるらしい。 就寝時、お腹の中で空気の動くような、腸が動いているような、「ポコン、ポコン・・・」という感じの動きがあった。昨日までもちょこっとあったような気はするけど、今日はすごく激しい。ん?と思った瞬間から、「ポコ、ポコ、ポコ・・・」連続でお腹が狂ったように動き出した。 「これってもしかして・・・。」そうみたいです。これが胎動というやつです。 ごめんね。ママはもう胎動を感じていたはずなのに、気付いてあげてなかったんだね。 だから「ママ〜!こんなに動いてるんだよ。早く気付いてよ〜」と、ありったけの力で、お腹の中で暴れてみたんだね。 この日を境に、毎日胎動を感じることとなりました。とくに、寝転がっている時が一番良く動き、その度に、本当にこのお腹の中で、生きているんだな〜と実感しています。 |
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